「キャリアデザインブック」

加賀良明(経済学部経済学科39期)<内定先:アビームコンサルティング株式会社>

酒井彩子(経済学部経済学科38期)<内定先:SAPジャパン株式会社>

本日は、「キャリアデザインブック(以下、CDB)」というテーマで対談を進めてまいります。宜しくお願いします。

加賀酒井:こちらこそ宜しくお願いします。

まず、自己紹介をお願いします。

加賀:経済学部経済学科39期の加賀良明と申します。内定先はアビームコンサルティング株式会社です。

酒井:経済学部経済学科38期の酒井彩子と申します。内定先はSAPジャパン株式会社です。

CDBとはどんなものですか?

酒井:CDBとは、4年間の学生生活を通して、理想の自分になるための方法をわかりやすく紹介している本です。理想の自分を実現するうえで大切となる「キャリア」を考えるためのツールがたくさん詰まっています。

加賀:具体的には、大学生活の計画の立て方や、自分に合った夢の見つけ方、タイムマネジメントの方法、さらに夢を実現した4年生の体験談などが紹介されています。楽しく読みながら、自分の夢を発見し、その夢を実現する学生生活を考えていく良いきっかけとなります。

具体的に「これは絶対読んでおくべき!」というようなページなどはありますか?

加賀:4年生の体験談がおすすめです。この体験談では、先輩方が理想の自分に成長するために、学生生活でどのようなことに取り組んだかを紹介しています。僕は体験談を通して、「この人のようになりたい!」と思う模範となる先輩を見つけることができました。そして、その先輩に近づき、超えるためには、どんな力が必要であるかを明確にし、挑戦項目を掲げ、取り組んでいきました。

酒井:加賀君が言うとおり、目標となる先輩は、自分を奮い立たせる刺激となり、モチベーション維持に役立つと思います。私も自身の夢を切り拓いた先輩の体験談を読んで、自分を奮起させていました。さらに、CDBでは学生生活で挑戦しておくべき勉学や読書など、具体的な項目を紹介しています。学生時代、何をしていいか迷っている人には、ぜひ読んでほしい内容ですね。

加賀:
CDBは新しい挑戦項目を発見するきっかけにもなりますよね。

酒井:そうですね。また、そうした挑戦項目をただ掲げるだけでなく、それらを達成するためには計画が必要です。そこで、私のおすすめのコンテンツはスケジュール帳です。私は、CDBを手帳代わり使っていました。スケジュール帳には、計画の立て方のポイントが書かれていて、「Plan →Do →Check→ Action」というPDCAサイクルを意識して計画を立てることができるようになりました。

加賀:大学生活では、高校生のように決まった時間割があるわけではないので、過ごし方をすべて自分で考えなければいけません。そのうえ、アルバイトやクラブなど課外活動も増えてくるので、予定や課題の管理が大変になりますよね。

酒井:そうなんです。私も大学に入った当初はどうやって計画を立てていいかわからず、目の前の課題に追われる日々でした。でも、このスケジュール帳を使いタイムマネジメントを工夫していくと、今後やるべきことを整理でき、計画的に物事を進められるようになったんです。そのため、課題やテスト勉強はもちろん、自身の夢に対する挑戦項目にも着実に取り組むことができるようになりました。

CDBを読んで、お二人の意識や行動に変化が生まれましたか?

加賀:常に将来を見据えた行動が取れるようになりました。僕はCDBを読み、将来は世界を舞台に働くことが夢であり、そしてそのステップとしてまず交換留学をすることが自分の達成すべきことだと自覚できました。また、交換留学に行って世界の優秀な学生と肩を並べるためには、英語だけでなく専門性が必要だと考えました。そのため、入学当初より経済学理論同好会に所属し、経済学を磨くなど、常に1年、2年先まで考えた計画的な学習をするように心がけていました。

酒井:1年次から、意欲的に勉強していたんですね。

加賀:でも実は、僕は高校までは勉強することに意味を見出せず苦しんでいました。それが、「世界を舞台に働く」という夢が原動力となって、英語と経済学に人一倍取り組むことができるようになったんです。その計画的な行動によって、念願の交換留学を2年次に果たしました。そして、留学をはじめとして様々な挑戦を重ねたことで、第一志望であったグローバル企業から内定をいただくことができたと確信しています。

酒井:私は常に一歩高い目標に挑戦し、計画を立て、それを達成することができるようになりました。例えば、私は3年次にアメリカへ交換留学に行き、成績優秀者になることを目指していました。それは決して簡単な目標ではありませんでしたが、CDBに載っていた先輩達に負けまいと、PDCAサイクルを実行したことで、達成することができました。こうして一つひとつの目標を達成していったことが大きな自信になりました。その結果、「若いうちから大きな裁量を与えられる外資系で自分の力を磨きたい」、また「創大の新しい歴史を拓く進路を勝ち取りたい」と思うようになりました。その目標に向かって努力していった結果、世界トップクラスのIT企業から内定をいただくことができたのだと思います。

将来の夢・目標はありますか?

加賀:将来の夢は、アジア開発銀行などの国際機関で働き、貧困問題の解決に尽力することです。それは、フィリピン留学中、貧困に苦しむ人々の姿に幾度も胸を痛め、この状況をなんとか変えたいと強く思うようになったのがきっかけでした。「世界のどこかで苦しんでいる人にも同苦できる慈悲の人になりなさい」との 創立者のお言葉を胸に、精進していきたいと思います。

酒井:民衆のために学を使う、女性のリーダーになることです。もともと何か新しい知識を吸収していくことが好きだったのですが、創大ではただ知識を詰め込むだけでなく、「何のために学ぶのか」を考える機会をたくさんいただきました。そこで、私は「悩んでいる人に寄り添って、進むべき方向性を示すことのできる 女性のリーダーになる」というビジョンを持てました。その想いを大切に、卒業しても向上心を忘れず、後輩の目標となれるようなグローバルキャリアウーマンに成長したいと思います!

最後に後輩の皆さんへメッセージをお願いします。

酒井:実は、私は創大に入るか迷っていた時期があったんです。でも今は創大に入って本当に良かったと心から思います。それは、自分の目標となる多くの素晴らしい先輩がいて、また自分の夢を応援してくれる友達、教授、職員、OBOGの方々から熱い想いを感じながら、充実した学生生活を送れたからです。創大生として過ごせるのは、たったの4年間です。どうかこの創大生活を通して、たくさんの良き人と出会い、自身を磨き、自身の決めた道で大活躍する人材になってください!

加賀:大きな夢を抱き、自分の可能性を信じて努力し続けた人にはきっと明るい未来が拓けてきます。将来に不安を抱いている方もいらっしゃるかもしれませんが、世界には僕達のことを必要としている人がたくさんいると思います。今の自分の一つひとつの成長が、将来、世のため人のためになることを信じ、共に社会で価値を創造していける人材になっていきましょう。皆さんが将来を真剣に考え、充実した4年間を送れることを心より願っています。

本日は貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました!

(2013年3月制作)