「インターンシップ」

大田智子(経済学部経済学科38期)<内定先:三菱UFJ信託銀行株式会社>

宮地英俊(経営学部経営学科38期)<内定先:外資IT>

本日は、「インターンシップ」というテーマで対談を進めていきます。宜しくお願いします。

大田宮地:こちらこそ宜しくお願いします。

まず、自己紹介をお願いします。

大田:経済学部経済学科38期の大田智子と申します。内定先は、三菱UFJ信託銀行株式会社です。私は、2年次の春に大学紹介インターンシップで2週間、大手ゼネコンの株式会社大林組にて、事務職のインターンシップをしました。

宮地:経営学部経営学科38期、宮地英俊と申します。内定先は、外資ITです。僕は、3年次の夏にP&Gジャパン株式会社にて1ヶ月間、営業として商品陳列戦略を考える公募型のインターンシップに参加しました。

大田さんは大学紹介インターンシップを、宮地さんは公募型インターンシップを経験されたとのことですが、2つの違いはなんですか?

大田:大学紹介インターンシップは、大学から推薦をいただいて、インターンシップを行うものです。学内での面談などを通して、自分に合うインターンシップ先を見つけていくことができます。

宮地:公募制インターンシップは、企業や団体が独自に募集をして実施するインターンシップで、その種類も実施期間も様々です。大学を通して募集がされるわけではないので、一から自分で情報を集めなくてはいけませんが、エントリーシートの作成や面接など、就職活動の良い練習にもなると思います。

大田:インターンシップ初心者の方は、まず大学紹介のインターンシップから挑戦するのもいいかもしれませんね。大学紹介インターンシップは、比較的1・2年生からの応募が多く、さらにマナーやパソコンの使い方を学べる事前研修が受けられるなど、大学から充実したサポートを受けることができるので!

インターンシップに挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?

大田:私は、1・2年次の頃は、仕事や働くことに対して漠然としたイメージしか持てていなかったんです。そこで、「働くイメージを明確にしたい」、また「興味がある業界について、自分が想像している仕事内容と実際の仕事が合致しているか確かめたい」と思い、2年の春休みにインターンシップに挑戦することを決めました。また、実際に働くという経験を通して、社会ではどんな力が求められているのかを知りたいとも考えていました。

宮地:僕の場合は、ただ頭で考えるだけではなく、肌でビジネスのやりがいを学びたいと思い、インターンシップに参加しました。インターンシップ参加前に、ビジネスコンテストに参加したことがあるんです。だけど、練り上げたビジネスプランも、結局は実行されないことに物足りなさを感じていました。そこで、自分で考えたプランを実行できる実践型のインターンシップに参加することにしました。

インターンシップ中は、どんなことを意識して行動していましたか?

宮地:僕はインターンシップで、実際のビジネスを体験するという以外に、苦手だった論理的思考力を高めるという目標を持っていました。そのため、一つひとつの業務の効率を上げるにはどうしたら良いか、筋道を立てて考えるようにしたんです。また、始業前には必ずその日の行動目標を設定し、学生としてではなく一社員としての意識を持って、目標達成に努めました。

大田:私の場合は、社員さんとの交流を大切にしていました。仕事の合間の休憩時間などを使って、社員の方々に、その会社を選んだ理由や仕事に対する想いなど、様々なことを聞き、仕事への理解を深めようと努力しました。また、社会人と自分のギャップを少しでも埋めたいと思って、インターンシップ中のグループワークでリーダーを務めたんです。それまでは自分はリーダーに向いていないと考えていましたが、この経験を通して自身の新たな側面に気付き、自分に限界を作らずどんどん挑戦していこうと思えました。

宮地:そうですね、インターンシップは今まで経験したことのないことに挑戦して、新しい自分を発見できる機会でもありますね。

実際にインターンシップを経験してみて、いかがでしたか?何か変化したことなどはありますか?

大田: 2週間という短い期間でしたが、大きなロマンを持って仕事をしている社員さんと働いたことで、「仕事は人生の多くの時間を費やすものであるから、心からやりたいと思える仕事がしたい!」と、考えるようになりました。そこから、「自分が人生をかけて成し遂げたいものって何だろう」と、模索するようになり、その答えを見つけるために、留学やボランティアなど、様々なことに挑戦するようになりました。

宮地:僕の場合は、勉強に対する姿勢に大きな変化が生まれました。それまでは、単位の取得や良い成績を取るということだけを目標に勉強に取り組んでいたこともあったんです。しかし、インターンシップを通して、社会で必要な力が明確になってからは、自分に不足する能力を磨くことを目標に勉強するようになり、 授業でも積極的に発言するようになりました。

インターンシップを経験したことが、自分の夢・進路決定にどのように影響したと思いますか?

宮地:自分が将来やりたいことが明確になりました。インターンシップで営業の仕事を経験して、上司や顧客に満足してもらう提案づくりの難しさを実感しまし た。しかし、だからこそ自分が考えたことを実現し、顧客や様々な人に影響を与えることに、とても魅力を感じました。その結果、自分のアイディア・人間性で 勝負ができる営業で将来も頑張りたいと思うようになりました。

大田:私は、仕事に対する視野を広げることができました。例えば、インターンシップに参加するまでは、モノづくりに関わる仕事は技術職の方が中心に 活躍するイメージがありました。しかし、実際に仕事を体験してみると、文系でも活躍できる場がたくさんあることがわかったんです。そこから、メーカーなど、モノづくりに関わる業界も視野に入れて、将来の仕事を考え始めました。最終的には、金融業界で働くこととなりましたが、様々な選択肢を比較したうえで、「やっぱり、金融業界で働きたい!」と納得することができたので、視野を広げることは進路決定において大切だと思います。

最後に後輩の皆さんへメッセージをお願いします。

宮地:インターンシップは、自分の課題を新たに発見し、成長する絶好の機会です。けれども、「インターンシップに参加さえすれば、何か得られるだろう」とい う受け身な姿勢ではなく、しっかりとした目的意識を持って取り組んで欲しいと思います。常に「何のため にやっているのかを問いながら、行動していってください!

大田:「やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きい」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。頭で考えるのはもちろん大切なことですが、実際に 自分の足で動いて経験してみることで、自分の考えはどんどん深まっていくと思います。ぜひ、この創大生活の中でいろいろなことに挑戦してください!

貴重なお話、本当にありがとうございました!

(2013年3月制作)