「GLCに入ったきっかけ」

市役所で社会保障関係の仕事に携わる父の姿を見てきた私は、幼い頃から漠然と「社会のために、人々のために働きたい」と感じていました。ふわふわした社会貢献意識を持ったまま創価大学に入学し迎えた最初の春休みに、大学のプログラムでフィリピンの研修に参加させていただきました。現地でインタビューした子どもたちが辛そうな表情で苦しい生活を語りながら、ついには泣き出してしまう姿を目の当たりにし、ただ立ち尽くすことしか出来ない自分に悔しさがこみ上げてきたことをよく覚えています。「もっと力をつけたい」、そう思ったときにGLCの存在を知りました。ここで挑戦させていただこうと決意して、応募用紙を手に取りました。

「留学先を選んだ理由」

先進国も含めた世界の社会問題を知りたいと思うようになったためです。フィリピン帰国後から、社会問題により意識が向くようになり、先進国も無数の問題を抱えていることを知りました。途上国に固執するのではなく、在学中に一般的に豊かだと言われている国と貧しいと言われている国の両方で生活したいと思うようになり、まずは留学先として、世界一住みやすい都市に3年連続で選ばれているオーストラリア・メルボルンにある大学、ラ・トローブ大学を選びました。また留学後すぐに、最貧国の1つである西アフリカの国、トーゴにも3ヶ月間滞在しました。それぞれの地域で人々は何に悩んでいるのか、その悩みを少しでも理解する留学にしようと決め、出国しました。

「留学先で頑張ったこと、成果等」

豪州全域の大学で行われるソーシャルビジネスコンテストに参加しました。メンバーは現地人2人とノルウェー人と私の4人でした。「今こそGLCで学んだリーダーシップを発揮する時だ!」と決め、チームを勝利に導くために、皆が敬遠する作業を率先して受け持つことから、メンバーの喧嘩の仲裁まで何でもやりました。最後にチームは団結し、結果的に20チームから大学代表に選んでいただくことが出来ました。 また、半年間ホームレスの保護施設でボランティア活動にも参加しました。ホームレスの方々とコミュニケーションを重ね、料理配膳のボランティアながら、最終的には施設で留学生とホームレスの方々との卓球大会を開催し、参加者から大好評をいただくことが出来ました。

「留学とGLC」

留学中のビジネスコンテストやインターンに挑戦する中で絶えず困難にぶつかり、投げ出したくなるようなこともありましたが、最後まで諦めず走りきり、成果を出すことが出来たのは、GLCを通して磨いた「やリ抜く力」があったからこそです。この精神的な強さの源は、世界中で同じ志を持って戦っているGLCの同期、先輩方、後輩達の存在です。そして何よりも、見守ってくださっている創立者に勝利のご報告をするために、絶対に退き下がること出来ませんでした。「自分がここで負けるわけにはいかない」と何度も立ち上がることが出来ました。GLCで同志と過ごした決意の連続の日々は、自分が前へ進み続ける原動力になっていると深く実感する留学となりました。

「将来の夢」

私は2030年までに、世界の様々なNGOに対して戦略的なコンサルティングを提供する事業に携わりたいと考えています。オーストラリアやトーゴのNGOで活動する中で、何が正解なのか悩みもがきながらも社会のために戦い続けるNGO職員の方々に出会い、そうした方々を支えたいと思うようになりました。誰にも負けない熱い想いを持ってひた走る方々の"金棒"になれるよう、グローバルリーダーとして誰よりも学び、そして、GLCで自身の心に打ち立てた「創価大学世界一を創立者にご報告する」との誓いを胸に、徹してやり抜く戦いを続けていきます。