「キャリアデザイン基礎・キャリアデザインミーティング」

高木博子(経済学部経済学科37期)<内定先:株式会社日立製作所>

宮本武蔵(経営学部経営学科37期)<内定先:株式会社リコー>

本日は「キャリアデザイン基礎・キャリアデザインミーティング(以下、CDM)」というテーマで対談を進めて参ります。宜しくお願い致します。

高木宮本:こちらこそ宜しくお願い致します。

まずお二人の自己紹介をお願い致します。

高木:経済学部経済学科37期の高木博子と申します。内定先は、株式会社日立製作所です。
宮本:経営学部経営学科37期の宮本武蔵と申します。内定先は、株式会社リコーです。

早速ですが、「キャリアデザイン基礎」について教えてください。

宮本:1年生を対象に行っているキャリア科目の1つで、大学で学ぶことの意味を考え、自分自身の夢を実現するための大学生活を描けるよう、キャリアや仕事について理解を深める授業です。キャリア科目の中でも唯一、クラス定員を設けて行っている授業のため、希望学生の増加に伴って、授業のコマ数も拡大してきました。現在は、最大720名を履修定員としていますので、1年生のうち約半数がこの授業を履修することができます。
高木:
各回の授業では、グループワークや個人発表の機会が多くあり、授業を通してコミュニケーション力が養われることも大きな魅力ですね。私たちCSS(キャリアサポートスタッフ)も一緒にグループワークに参加する等、授業内でのサポートをしています。
宮本:
私たちは、「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない」との思い、そして「受講生全員がダイヤモンドの原石 で、同じダイヤモンドであるCSSが全力で磨き、彼らを輝かせていく」との思いで活動に取り組んでいます。そして、授業内でのサポートとCDMを合わせて「ダイヤモンドプロジェクト」と呼んでいます。
高木:
このプロジェクトが始まった背景としては、CSS1期の先輩方が行っていた進路相談会が出発点になっています。そして、CSS2期の先輩方がキャリア科目を大学側に提案し、CSS6期の先輩方の代から本格的な学生との面談が開始されました。

CDMはどのように行っているのですか?

宮本:CSS1人が約20名のキャリアデザイン基礎受講生を担当し、45~60分間の面談を2回行います。一人一人の学生に合わせたキャリアデザインの重要性が叫ばれて、CDMが始まりました。授業だけでは補えない部分を補い、授業との相乗効果を図っています。
高木:
CDMでは夢や職業に繋がる思いや知識を深め、それを実現するための4年間計画を立てます。もちろん、学生によって描いている夢や進路意識のレベル感が異なるので、CSSが一人一人に合わせて、柔軟に対応しています。

CDMには、どのようなことを心がけて取り組んでいますか?

高木:私がCSSとして活動を始める時に、1年生一人一人の可能性をどこまでも信じ切ることを目標に掲げました。
宮本:
僕も学生の可能性を引き出してあげたいという思いが強くありました。自分が進路決定で悩んだ分、1年生には考えられる材料をどんどん提供して、自分の夢に向かっていけるようなお手伝いがしたいとの思いで活動しました。
高木:どこまでも同じ目線に立って、「次の一歩」に繋がるアドバイスをすることが私たちCSSの役目だと思っています。

学生のCDMを通じての変化やCDMを行った感想を教えてください。

宮本:今まで進路について考えていなかった学生からは、社会的欲求や職業イメージなど、知らないことに気付けるようになったとの声が多くありました。また、知らないことに関して自分で調べるなど、自らアクションを起こせるように変わったことは良い変化だと思います。
高木:
私は1年生の視野が広がったと思います。自分が本当にやりたいことが分からなくなって、悩んでしまった子が多くいましたが、それはとてもいい悩みだと思います。今まで1のことしか見えていなかったのが、10見えるようになって、興味や視野が広がるステップを踏めるようになったと思います。
宮本:
自分の進路を考えては悩み、形づくっていく作業を1年生のうちからできることは本当に良いスタートを切っていると思いますし、早い段階で自分と向き合うことができるのはとても大事ですよね。
高木:
そうですね。CDM後のアンケートにも、もっと話したいなど、1年生のCDMに対する充実感が伝わってきたことが、何よりも嬉しく思います。

キャリアデザイン基礎受講生に、今後どのように成長してほしいと思いますか?

高木:大学4年間でできることの幅は広いし、いくら失敗してもリカバリーが効くので、果敢に挑戦して、学んだことを活かす大学生活を送って欲しいです。あとは「何のため」との目的意識と感謝の気持ちを忘れずに、どこまでも親孝行の大学4年間を過ごしてほしいです。
宮本:
僕は自分にしか描けない夢を持って、人に夢を堂々と語って、それを実現するために努力を惜しまない人になってほしいと思います。自分を信じ切って、絶対にやると決め、自ら定めた4年間のビジョンのために行動し、結果を残していける人になって欲しいです。とにかく、悔いのない4年間を過ごしてほしいと思っています。

本日は貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました!

(2012年3月制作)